名古屋の菓子メーカーで初!? 遂に「HACCP(ハサップ)」認定!
写真左:名古屋市健康福祉局医監 名古屋市保健所長 平田様
中央:共親製菓 専務 安部 右:同 品質管理責任者 伊藤
まもなく2018年も終わろうとしておりますが、皆さまにとって今年はどんな一年だったでしょうか? 私たち共親製菓にも様々なことがありましたが、じつはこの年の瀬に来て、とっても嬉しいことがありました。
忘れもしない2018年12月14日(金)、ついに念願の「HACCP(ハサップ)」認定証を手にすることができたのであります\(^o^)/
ちなみに「HACCP(ハサップ)って何?」とおっしゃる方のために・・・HACCPとは「Hazard(危害)」「Analysis(分析)」 and 「Critical(必須/重要)」「Control(管理)」「Point(点)」の頭文字を取った言葉で、1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理方式のことです。
日本では【食品衛生自主管理制度】などと呼ばれていますが、私たちも病気になってから医者にかかるのではなく、日頃から「未病」を意識した生活習慣が大切なように、食品メーカーも衛生上の問題を起こす前に「食品を安全に生産するための予防システムを持つ」ことがとても大事だというわけですね。
私たち共親製菓は、子どもたちに“安心・安全”なお菓子を届けることをモットーとしていますから、これは社内一丸となって取り組むべきであろうと、 2016年からHACCP導入に向けた勉強会を開き、小さな気づきを見逃すことなく、製造現場の環境や作業工程に関するできる限りの改善を重ねてきました。
そういえば、『さくらんぼ餅』の公式キャラクター「さくらんぼもちこ」も、よく一緒に勉強してましたっけ(笑)。
ともかく、社内に品質管理の専任者がいない状態からのスタートでしたので、HACCP認定をいただくまでには丸2年もかかってしまいましたが、それゆえ、認定証を手にした時の感激もひとしおでした!
この日、名古屋公館で行われた認定式では、感想を求められる一幕もありました。
「自分が子どもの頃、駄菓子やさんの店先に並んだ駄菓子を買い、そこで友達と一緒に食べるのがとても楽しみでしたが、最近の親御さんは、駄菓子にも“個包装”を求めるなど、衛生管理や安全に対する高い意識をお持ちの方が増えました。そんな中、HACCP義務化に先駆け、自主的にHACCPの導入に取り組めたことは、会社にとっても大きな財産となりました。
何よりも、社内にチームをつくって取り組めたのが良かったんです。勉強会を開くのは、いつもきまって就業時間後でしたが、みんな自主的に集まってくれました。HACCPという共通の目標を持てたことで、社内の結束力が高まったのは確かです」・・・専務の安部は、こんな話をしたようです。
このHACCP認定に甘んじることなく、2019年も共親製菓は、進化を続けてまいります!
春頃から出荷する『さくらんぼ餅』と『フルーツの森』のパッケージには、HACCPの認定マークが入る予定ですので、その際は手に取ってお確かめいただけると嬉しいです♪