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Interview先輩インタビュー03

自分のアイデアで
現場が変わっていくのを
見るのは楽しいです

2012年入社(取材当時:31歳)
西川 将之

続いてご登場いただくのは、2012年入社の西川将之さん。取材当時入社5年目を迎えた31歳、若手のホープである彼こそが、先ほどの髙橋さんを共親製菓に誘った張本人であります(笑)。何故に幼馴染を同僚にしようと思ったのか・・・そのあたりも含め、じっくりお話を伺っていきましょう。

西川さんも“転職組”ですね。まずは前職のことからお伺いしてもいいですか?

以前は医薬品のラベルを作る会社で、ラベル製造と営業を担当していました。新卒で入った会社です。

まったくの異業種からの転身ですが、ズバリ! 転職先として共親製菓を選んだ理由は何ですか?

選んだといいますか・・・じつは、知人から「こんな会社があるけど働いてみないか」と紹介されたんです。どちらかというと自分では“選ばれた”感覚を持ってるんですが・・・(笑)。

なるほど! 「選ばれし男」ですね(笑)。

真意のほどはともかく、当時は大阪勤務だったんですが、地元(愛知県一宮市)が好きすぎて、毎週のように帰って来ていたんですね。そんな中、ちょうど転勤の話もありまして、これ以上遠くに行かされたら地元までの高速代も大変になるので、思い切って一宮に帰ろうと思ったんです。

現在は一宮から通われているのですか?

はい! 車で約50分位かな。運転も好きなので、ちょうどよい距離感です。何より地元で暮らせることがよかったです。

インタビュー風景

入社前から、共親製菓のお菓子はご存じでしたか?

もちろん! 子どもの頃から食べてましたよ。「フルーツの森」なんかは、もなかごと、全部一気に口の中に放り込んでました。口の中でミックスジュースみたいになるんですよ。「さくらんぼ餅」も、12個全部ひとつの串にさして、一気食いしてましたっけ(笑)。

ところで、社内ではどんなお仕事をされてるんですか?

入社以来、「こんにゃくゼリー」製品の製造オペレーターをしています。うちは棒状の「スティックゼリー」として販売しているのですが、その「充填(じゅうてん)」と「包装」のラインを、いかにスムーズに動かすかを考える仕事です。

お仕事の中で「難しい」こととか、「苦労した」点などはありますか?

すでに仕事を覚えてしまったので、とくに苦労はありませんが、今は新人に仕事のコツを「どう教えるか」に、少し難しさを感じていますかね。

逆に「うれしい」とか「楽しい」とか、感じる点はありますか?

うちの会社は、比較的自由にチャレンジさせてくれますね。昨年は職場の「4s(*)」に挑戦したのですが、小さな改善を積み重ね、1日にできる生産量をアップできたときは、かなりうれしかったです。

(*):4s(よんえす)とは、安全な職場づくりと生産性の向上をめざす活動のこと。具体的には「整理」「整頓」「清掃」「清潔」を差します。

インタビュー風景

それはすばらしいですね! 具体的には、どのくらいアップできたんですか?

年間の生産数で言えば約120万本分・・・売上げで言うと約750万円分に相当する生産性アップです。

それは、会社に対しての貢献度も高いですね!!

うちは、会社の規模的にもちょうどいい感じなんですかね。部署ごとにいる人数が少ないので、若手の自分でも意見を出しやすいですし、自分で言ったからには“考えて行動”しなくちゃなりませんから、かなり成長できる職場だと思いますよ。

ゼリーチームは何人編成なんですか?

正社員が4名、パートさんが4名の8名体制です。年に何回かBBQや食事会など、気兼ねなく参加できる親睦会などもあるので、わりと仲良しだと思います。

転職後、すぐに会社に馴染めましたか?

前の会社は客先ごとの担当制だったので、ヘタすれば一日中誰ともしゃべらなくても、個人で完結できる仕事ばかりだったんです。その点この会社の仕事は、一人でできることはひとつもありませんから、入社当時は「人とうまくやること」だけを考えていました。

インタビュー風景

職場環境の変化に戸惑いはありませんでしたか?

もともと人としゃべるのは好きなほうですし、この会社には“話しやすい雰囲気”がありましたから、とくに戸惑いはなかったかな。上司も含めて、人との距離が近い会社だと思います。

幼馴染の髙橋さんを誘った理由も、そのあたりでしょうか?

誘うのにこれといった理由があったわけでもなく、たまたまタイミングが合ったって感じでして・・・これもご縁なのかなぁ。

でも、仲のいい友達が社内にいると、楽しそうですよね?

野球好きの彼が入社してきたので、かつてあった「ソフトボール部」を復活させたんです。今は菓子業界の試合での優勝を目指し、一緒にがんばってます!

仕事面でも、がんばっていることはありますか?

ちょうど会社が「HACCP(ハサップ)」取得に向かっているので、「製菓衛生士」の資格取得にチャレンジしています。ありがたいことに、資格取得のための費用は、全額会社が出してくれるんです。基本的に初回のチャレンジに限るみたいですが(笑)。

(*):HACCP(ハサップ)とは、「Hazard(危害)」「Analysis(分析)」 and 「Critical(必須/重要)」「Control(管理)」「Point(点)」の頭文字を取った言葉で、1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理方式のこと。その後、2018年12月14日、共親製菓は名古屋の菓子メーカーでは初となる「HACCP(ハサップ)」認定証を手にしております。詳しくはブログで。

インタビュー風景

日常業務の面では、何かありますか?

一番気をつけているのは「機械を止めない」ことと「計量ミスをしない」ことです。どうしても慣れてくると、確認を怠ってしまいがちなので、常に基本的なことを大事にしたいと心がけています。

あとは、チームの力を底上げしたいので、パートさんたちにも、機械のことを覚えてもらうなど、少しずつ「できること」を増やしてもらっています。

そのあたりの裁量は、任されているのですか?

うちの会社は、上司に対して自分からアイデアを出せば、基本「OK!」をもらえます。そういう意味では、働き甲斐のある会社ですし、自分のアイデアで現場が変わっていくのを見るのは楽しいですよね。

それでは最後に、これから共親製菓に入社するかもしれないみなさんにひと言いただけますか?

新しく入って来るみなさんには、自分が気づけていない改善点を、ぜひ、フレッシュなその目で見つけてほしいですね。

「就活」全般に対するアドバイスは、何かありますか?

学生さんに「製造業」と言うと、「ラインで働く」仕事をイメージされがちです。でも、けっしてそれだけではないということをわかってほしいですね。可能であれば、職場見学をさせてもらうなど、実際にその仕事がどんな仕事なのか、なるべく自分の目で確かめるべきだと思います。

記者より

素敵なアドバイスをありがとうございます。
共親製菓では、入社希望の方向けに、随時「工場見学会」を実施しております。
ぜひお気軽にお問い合わせいただき、「あなたの職場」をご自身の目でお確かめください!
(取材・執筆:有限会社ティー・キューブ)