安心・安全への取り組み

おいしさはもちろん、安心・安全だと
自信の持てる菓子をお客様にお届けする。
共親製菓は、品質と安全を最優先していきます。

自社開発のフィルム包装機

日本の古き良き時代、駄菓子屋さんに並ぶお菓子で“袋入り”の製品はほぼありませんでした。
じつは、共親製菓は「さくらんぼ餅」を“袋入り”にした、日本で初めての会社なんです!

もちろん、発売当初は袋包装なしで販売していたのですが、子どもたちに愛される駄菓子だからこそ
“安心・安全”なものをご提供したいという想いから個別包装を始めました。

さらに約10年間の構想を経て「さくらんぼ餅専用自動包装機」の開発に取り組みました。
機械メーカーとの綿密なやり取りをくり返し、現在の装置が完成した時の感動は言うまでもありません。

できたてホヤホヤの「さくらんぼ餅」が12個ずつパックに収まり、フィルム包装されていく様子は、工場見学でもひと際目を引く場面です。

こうして今日も、1日約36,000パックもの「さくらんぼ餅」ができ上がっていきます。

社内のチェック体制

安心安全な商品をお届けするために、徹底した検査を行っています。

  • カメラ検査機

    カメラ検査機

    フィルム包装前の「さくらんぼ餅」は、高速カメラ検査機を通して検品します。餅飴の形、内容量、爪楊枝の有無を検品し規定をクリアできなかったものは自動的に排出されます。

  • 金属探知機

    金属探知機

    Fe1.0mm、Sus1.5mmサイズのテストピースで、1日4回金属探知機の作動確認を行います。万が一金属探知機が正しく作動しなかった場合、機械に対する改善措置として再度テストピースを通して正常に作動するか確認、作動されない場合はメーカーにて修理復旧します。製品に対しては最後に金属探知機の正常作動が確認された時より後の製品を、正常作動が再確認された金属探知機、もしくは別のラインの金属探知機を通し再検査します。

  • 耐圧検査機

    耐圧検査機

    スティックゼリーに関してはシール不良による液漏れを防ぐために、1時間毎と製品切替時にシール温度の確認と85kgの負荷で耐圧検査を行います。万が一耐圧検査で液漏れが発生した場合の改善措置としてシール温度・圧力に異常がないか再検査、製品に対しては液漏れしてしまった検査の前後生産した製品にシール不良が無いか確認し、異常があったものは排除します。

  • 賞味期限の二重チェック

    賞味期限の二重チェック

    賞味期限間違いを防ぐため、1時間毎と製品切替時に2人体制で検査を行います。数字だけでなく「.」まで正しいか声に出して読みながら確認し書き写す作業を2人体制で2回行うことで賞味期限間違いの事故を防いでいます。

  • 予防保全

    1年に3回以上生産を止めて、異物混入や機械不良によるクレームを発生させないために5Sの実施・機械の予防保全専門の日を設けています。5S・予防保全しか行わない日を設けることで社員がクレームにつながる普段見えていない部分を探し、未然に防ぐようにしています。

  • 従業員の健康及び衛生状態の管理

    ウィルス等の感染を防ぐために、1日2回発熱・下痢・嘔吐・傷が無いか検査、年に3回の検便、年に1回健康診断を行っています。もし感染症が発覚した場合はトイレ等の清掃消毒を強化し、該当者は速やかに休み、医療機関により健康状態に異常がないことが証明されてから作業復帰します。

  • 外部機関による防虫防鼠・菌に対する管理

    トラップ等による鼠・昆虫の駆除、浮遊菌の検査を行っています。異常があった場合は、外部機関の指導の基改善措置を行います。

現場の工夫

  • 原材料の保管

    虫や異物等の混入を防ぐために、砂糖等、使いかけの原材料を置いておくときは、必ず専用の密閉クリップなどを使い、厳重に封をしています。

  • 衛生管理によるアレルギー対策

    乳アレルギー対策として、「ヨーグルトゼリー」をつくった後は、使用した機械や用具を完璧に煮沸洗浄しています。

  • 清掃用具の色分け

    社内で使用する清掃用具は、わかりやすく「色分け」して管理しています。
    赤いブラシやタオルは、食品に直接接する部分の清掃に使うもの。緑は窯の外側など食品が接しない部分の清掃に使うもの。青は床などの清掃に使うものといったように、二次汚染を防ぐために完全に用途別に分けて使っています。