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Interview先輩インタビュー01

「幸せを感じながら
働ける会社」って、意外に
少ないかもしれません

2017年入社(取材当時:24歳)
荻須 道隆

製造「オペレーター」として、餅飴の最終加工「松露がけ」などを担当する荻須道隆さん。小さい頃からお菓子が大好きだったというだけあって、毎朝出社時に工場から漂ってくる“甘い香り”で、とてもテンションが上るのだとか。好きな仕事に就けた幸せを感じながら、日々、製造技術を極めることに邁進中です。

まずは、入社以来、担当してきたお仕事の内容を教えてください。

2017年に入社してすぐ、ゼリーの製造部門に配属されました。社内では「オペレーター」と呼ばれる職種で、原材料の調合・充填などを任され、簡単に言えばゼリーの味付けからスティックゼリーの完成までをする仕事です。その後、餅飴の包装を担当し、ここ1年は「松露(しょうろ)がけ」と呼ばれる仕事で、釜で練って成形された餅飴に、繰り返し砂糖・蜜を加えて角を丸くし最終的に仕上げる仕事をしています。

かなり職人技を必要とされる仕事のように思えますが・・・

料理で言えば大事な「味付け」の部分ですから、最初のうちはとても難しかったですね。もちろん基本のレシピはあるのですが、その日の気温や湿度によって餅のやわらかさが変わるので、自分の勘を頼りに、加える砂糖の量を微調整しています。そういう意味では“職人”かもしれませんが、なかなか先輩の技には追い付けません。

インタビュー風景

目指している先輩がいらっしゃるのですか?

はい、今いる餅飴製造のチームは8人編成ですが、最後の仕上げは上司が担当してます。自分も早く仕上げ工程までできるようになりたいです。やはり長年この仕事をしている先輩方の技はスゴイですよ! はっきり言って憧れますし、自分も早く追いつきたいと思ってがんばっているので、少しずつでも近づけているとは思うのですが・・・。

仕事を通して日々成長できるって素敵なことですよね。

製造の仕事と聞くと「毎日ひたすら同じことをする」みたいなイメージを持つ方も多いと思いますが、実際の現場は「小さな変化」の連続なんです。以前、餅飴の包装を担当していた時は、機械が急にトラブルを起こすこともありましたし…おかげさまで、ちょっとした故障なら、自分で直せるようにもなりました。

逆に仕事で何か「失敗」したことはありますか?

一番大きな失敗は、ゼリーの味付けを担当していた時に「ぶどう」と「いちご」の香料を間違えて入れてしまったことかなぁ。あとは、砂糖を入れる分量を間違えてしまったこともありました。

インタビュー風景

失敗したときは、厳しく怒られたりするんですか?

いや、はじめての失敗で特に厳しく怒られる感じはありませんでしたが、同じ失敗が起きないよう改善策を考えてと言われました。自分としてはとっても悔しいので、「次から絶対に失敗しないぞ!」と業務フローを改善しました。

まさに「日々改善!」ですね。共親製菓さんには「アイデア提案制度」があるのですよね?

はい、現在は「5S(*)委員」も務めていることもあり、気づいた業務改善のアイデアを30件以上提案し、表彰もしていただいたこともあります。
じつは「アイデア提案制度」って、どんな小さなことでも1つ提案するごとに「100円」が支給される制度なんですよ。また、毎月「今月の最多アイデア賞」「今月のナイスアイデア賞」でも報酬がいただけます。さらに、年間で「30件・50件・100件以上アイデア賞」「年間最多アイデア賞」その年一番いいアイデアを出した人には「ベリーナイスアイデア賞」として効果に応じて最高10万円までの賞金が出るんです。でも、お金より自分の出したアイデアが認められるのが何より嬉しいですよね。

(*):5S(ごえす)とは、安全な職場づくりと生産性の向上をめざす4S(よんえす)をさらに進化させた活動。「整理」「整頓」「清掃」「清潔」に「しつけ」を加えた5つの「S」を基軸とした業務改善活動で、共親製菓では、5S経営研究所の山名敏文先生ご指導のもと、2019年後半から取り組みをはじめています。

素晴らしいですね。会社全体にとてもよいムードが流れているように感じますが

そうなんです。とくに、上司に対して「何でも言える」雰囲気が気に入っています。ちょっとした業務改善につながるアイデアなども、思いついたらすぐに、立ち話で伝えたりすることもあります。やはり人間同士ですから、顔を見ながら本音が言えると、ストレスなく仕事が進むように思います。

インタビュー風景

ところで、共親製菓の商品の中で、一番好きなものは何ですか?

やはり一番は「こんにゃくゼリー」ですね。特にヨーグルト味が大好きで、夏は冷凍庫で凍らせて食べたりします。あとは「もっちゃんだんご」もかなり好きですし、まぁ、お菓子全般大好きなんですけどね。お菓子が好き過ぎて、この会社に入っちゃったわけですから(笑)

えっ!それが入社を決めた理由ですか!?

そうですよ(キッパリ!)大好きなお菓子をつくる仕事がしたいと思い、就職活動をしてました。ご縁あって、子どもの頃から好きで食べていた『さくらんぼ餅』をつくっている会社に入社できて、今はとっても幸せです。毎朝出社して、お菓子の甘い香りを嗅ぐと、むっちゃテンション上るんです。

駄菓子は今でもよく食べますか?

大人になった今でも、休日には大須にある駄菓子屋さんや、イオンにあるヴィレッジヴァンガードによく行きます。そこに自分の会社の商品があると、これまたテンション爆上りですね(笑)

「好き」を仕事にできるのは最高ですよね。ズバリ!会社は楽しいですか?

もちろんです。自分が大好きなお菓子に携われるだけでも楽しいですし、年齢が近い人も多いので、社内はとても話しやすいムードで楽しいです。コロナ前はたまに「バーベキュー大会」などをしていたのですが、かなり盛り上がりますよ。また、残業もほとんどなく、通勤時間も車で10分程度なので、「プライベートも充実♪」な働き方が気に入っています。

インタビュー風景

今後、社内でこんな仕事がしてみたいという希望などありますか?

特にこれがやりたいというものはないのですが、他のチームで人手が足りない時は、そこにすっと入って手伝えるような人間になりたいと思っています。そのために、時間があるときには、他のチームの仕事も気にしながらチェックしてますね。

最後に、これから共親製菓の仲間になるかもしれない方に、ひと言いただけますか?

世の中には大きい会社や有名な会社はたくさんありますが、「幸せを感じながら働ける会社」って、意外に少ないかもしれません。共親製菓は、社長や専務、部長がいつもそばに居て、困った時にはすぐに手を差し伸べてくれるあったかい会社です。この家族的なムードが合う合わないは人それぞれだと思いますが、自分にはとても心地良い会社です。ぜひ一度、会社の雰囲気を見に来てください!

記者より

楽しいお話をありがとうございました。荻須さんは入社後、「茶髪」にしていた時代もあったそうですが、専務に「茶髪にしていいですか?」と確認し、事前にOKをもらったそうです。そんな自由度も、共親製菓の魅力ではないでしょうか。
(取材・執筆:有限会社ティー・キューブ)